1対1の個別指導のメリットとデメリットは何か? 

個別指導1対1授業のメリット・デメリットとは?


個別指導のなぜ? 1対1授業のメリットはどこにあるのか?


 1対1授業の良い点は、自分のペースで勉強ができることです。もし、わからないところがあれば、その都度、教えてもらうことができます。

 しかし、これが生徒2人対先生1人・生徒3人対先生1人になれば、解説する時間を取るのは正直、難しくなります。他の生徒さんが解いている間に解説すれば可能かと思われますが、実際のところはじっくりと解説することはできず、納得するまで説明を聞くことができません。

 なぜなら、他の生徒さんもわからないところがあり、解説を待っているからです。そのため、学習する問題ができるだけ解説時間が簡単に済む問題を解くようになる傾向があります。

 その結果、学習内容が計算問題などのすぐに解説が終わるような簡単な問題が中心になってしまいます。これでは高得点を狙うのは難しくなります。

 

慶應進学会の個別指導の教室です。

 

慶應進学会の一クラス分のスペースです。この空間に生徒さん一人と先生一人となります。

慶應進学会の教室は隣の人とホワイトボードなどで仕分けられています。だから、隣が気になりません。

慶應進学会の教室の廊下です。家のような作りになっているのは、自宅のようにリラックスして学習してもらいたいからです。

1対1の学習は、矢板東高のような進学校の難しい問題にも対応できます。これが2対1では、無理かと思われます。その理由は、矢板東高の問題集を見ればすぐにわかります。

 

1対1の学習なので自分のペースで学べます。納得するまでじっくりと解説が聞けます。わからない時は、何度でも質問できるのです。

 1対1の授業により、塾生には京都大学・首都大学東京・千葉大・筑波大・埼玉大・に進学した方がいます。2020年には埼玉大学や中央大学・2021年には埼玉大学・明治大学・中央大学に合格しています。

 また、個別指導の利点を生かし、部活動と勉強を両立させている生徒さんも大勢おります。高校サッカーの全国大会でゴールを決めた生徒さん(ライブで見ていて感動しました)やソフトボールで全国大会優勝・ソフトボールで日本代表になっている方も多数おります。

 さらに、合唱部で全国や関東大会に、山岳部でインターハイに出場している生徒さんもいます。みなさん、部活と勉強の両立を実現しています。

 


1対1の個別指導のデメリット


 ところでここで疑問がでます。

 すべてにおいて良いことばかりの1対1の個別指導ならば、どんどん普及しているはずです。しかし、世の中にそれほど普及はしていません。

 ではなぜ、1対1の個別指導の学習塾は少ないのか? それには理由があります。ずばり1対1の個別指導の弱点です。

 それは、授業料が高くなってしまうことです。また授業料を抑えると、利益がでません。正直、経営と言う面では、集団授業と比べて利益率が悪すぎます。

 わたし個人の意見で言うならば、1対1の個別指導塾を開く人は馬鹿です。経営者ならばもっと少ない生徒数で利益が出る方法があるのです。経営者ファーストで運営するならば、絶対に選択してはいけないのが、1対1の個別指導なのです。

 では、なぜそんな利益がでないことをしているのか? それは1対1授業が成績が上がりやすいからです。また、成績が上がった生徒さんたちとの会話が楽しいからです。

 楽しいから薄利な1対1授業をしている・・・生徒ファーストのわたしは経営者としては、失格だと思います。それでも生徒さんがニコニコ勉強を頑張る姿を見ると、そんな学習塾がこの街にひとつぐらいあってもいいのかなと思ってもいます。 

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